第二の香港と呼ばれている「自由貿易港(海南島)」をご存知ですか?

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「第二の香港」と呼ばれる「自由貿易港(海南島)」

中国の海南省に、「第二の香港」と呼ばれる「自由貿易港(海南島)」が建設されようとしています。海南島は観光地としても有名ですが、海口、三亜、楊浦、博愛など24の港があり、世界最大の自由貿易港になることを目標に、中国政府が数百億円の投資を行ない開発が進められています。

海南島は、ハワイと同じ緯度に位置する常夏のリゾート地です。青い海と白砂のビーチ、熱帯雨林の大自然、一年中楽しめるゴルフ、中国全土の料理が集まるグルメ天国のような飲食街、多くの免税店を目指して、毎年大勢な観光客が訪れています。美容・療養・ショッピングの聖地として、年中賑わっている場所でもあり、2018年の環境客数は7,600万人にも上りました。


この様な状況を捉え、中国政府は海外の観光客、ハイテクな人材、次世代の企業を誘致すべく、海南島を自由貿易港にする基本法を可決しました。関税は25年までに実質ゼロ、所得税や法人税の減免措置、中国未公開会株への投資など、中国政府が異次元の投資と金融緩和を進めていくことになっています。

この海南島の自由貿易港建設における最終目標は、今世紀半ばまでに海南島を世界的な影響力を持つハイレベルの自由貿易港にすることです。これは香港と肩を並べるほどの規模ですが、香港に取って代わるものではなく、海南島全体を発展させて国際的な大都市を作ることだとされています。

海南島には、免税貿易、ハイエンドビジネス、クルーズヨット産業、医療観光、インターネット情報産業、国際教育など様々な新興産業があります。重要なことは、中国政府が経済・貿易政策で開放型経済を構築し、投資を呼び込み産業の発展に道を開いたことです。私たち千展商行は、今の海南県(海南島が所属する行政区域)を観光地域とは捉えず、海南島での産業モデルを総合的に発展させていく考えです。日中のお客さま企業がお互いに協力し、新たな化学反応を起こすエリアとして千展商行の新しい拠点を構築して参ります。

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